足裏の反射帯療法と足ツボ
足ツボ療法は、手軽な健康法として人気がありますが、その足ツボ療法とよく似ているのがリフレックス・ソロジィ(反射帯療法)です。足ツボ療法は、ツボを直接刺激するために、位置を的確に探し出酢必要があるため、ツボのことをよく知らない素人には難しいと言われることが多々あります。
リフレックス・ソロジィは、足ツボのようにピンポイントで刺激するのではなく、足ツボよりも広いゾーン(反射帯といいます)を刺激する治療法のため、足ツボに比べると比較的素人でも探し出しやすいことから、西洋を中心に注目されています。
リフレックス・ソロジィに利用される足の反射帯や足ツボを最初に発見したのは、古代インド人だという説が有力です。
足ツボは東洋医学的な側面がありますが、インドが発祥の地だというのは意外のような気がします。
古代インドは仏教が栄えていましたが、今から2500年以上も昔に、釈迦の足の裏の形を石に刻んだ「仏足跡」というものが存在していました。
仏足跡には、足ツボの図のような人体図が描かれているものがあり、足ツボや反射帯をあらわしているのではないかと言われているのです。
足裏の反射帯療法を体系化
リフレックス・ソロジィは現在では治療法として市民権を得ていますが、このように治療として体系化したのは、アメリカのフィッツジェラルド博士です。
研究を積み重ねたフィッツジェラルド博士は「足は全身を映す鏡のようなものであり、足の反射帯は人体の臓器や組織と密接な関係がある」という考えを導き出しました。
足が全身を映すという考えは古くから東洋医学にはありましたが、西洋医学では、リフレックス・ソロジィの確立によってようやく市民権を得るに至ったのです。
リフレックス・ソロジィは、その後、理学療法に取り入れられ、一般的に知られるようになっていきました。
リフレックス・ソロジィが西洋を中心に注目されるようになった背景には、ドイツのマルカート女史の著書、『足の反射療法』による影響が大きいことも忘れてはいけません。この本がヨーロッパ、アメリカなどで大変な反響を呼びました。